魅力的でない選択肢があると良い?
雑誌の年間購読案内の
実験がありました。
ふたつのグループに、
雑誌の購読案内を送りました。
ひとつのグループには、
「ウェブ版」
「ウェブ版と印刷版」
もうひとつのグループには、
「ウェブ版」
「印刷版」
「ウェブ版+印刷版」
価格は、
ウェブ版は、7000円
印刷版は、14800円
ウェブ版+印刷版が、14800円
どちらも条件はほとんど
同じにしました。
ただ、後のグループには、
「印刷版だけの購読」が
含まれていました。
でも、
「印刷版」を選択した人は
誰もいませんでした。
そして、後のグループでは、
ウェブ版と印刷版のセット購読を
選ぶ人は62%多くなり、
利益も43%増えています。
しかし、行ったのは、
売りにくい「印刷版」を
「おとり」にしたのです。
なぜおとり商品は
うまくいったのでしょうか。
この実験は、
私達が選択肢の中から
ひとつを選ぶときに、
脳内で何が起きているかを
調べてみました。
結果は、
魅力が同じふたつの選択肢から
選ぶ場合は、選択の難しさが原因で
イラ立ちを示すことが解りました。
そこに、
それほど魅力的でない選択肢が
もうひとつ加わる事によって、
選ぶ過程が、前よりも簡単で
楽しくなることが証明されました。
お客様は常に選択に迷っています。
必要な商品を手に入れるために、
お客様はどちらかの方向に
ひと押ししてくれるのを
求めているのです。
こんな簡単なことを
知っているだけで、
得するアイデアがあります。
あなたのビジネスでも
きっと取り入れる事が
出来るはずですね。
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